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「GPAの達人たち」第1回 ゴルフの達人 - 佐々木一博(VE)

日課はゴルフのゴルフ漬けの日々

佐々木がゴルフに出会ったのは、今から20年以上前。ちょうど昭和から平成に変わった直後だ。
カリフォルニアという、ゴルファーには大変恵まれた場所でプレイをする事で、彼の技量は日を追うごとに上達してきた。
彼に「今のゴルフレベルは?」と問いてみると、「まだまだアマチュアレベルですよ」と謙遜した答えが返ってきたが、佐々木の瞳の奥底にひそむ’決してアマチュアレベルでとどまるつもりは無いと言う強い野望”は、隠しようがなかった。

休みの日課はもちろんゴルフ。朝一番にはコースに顔をだし、一人黙々とプレイに没頭する。ホールアウト後も、ドライビングレンジでショットの精度を磨く事にも余念がない。
また、自宅に帰った後でも、彼のゴルフ漬けの休日は終わらない。リビングルームに置かれた特大の液晶テレビで、ビール片手にゴルフ中継を楽しむのが、彼の休日を締めくくる儀式になっている。
そんな彼の一押しの選手は、ロリー マキロイ。後ろから見た彼のティーショットのスイング姿が、佐々木の心を揺さぶるそうだ。

「ゴルフを愛する心」

休日のほとんどの時間を趣味のゴルフで過ごしている佐々木の仕事も、ゴルフの撮影だ。
彼のゴルフ漬けの日々は仕事場にもおよぶ。
USPGAの現場には、いつも彼がいる。それも、中継やENGのVE/音声として。

ゴルフの仕事が日課になったのは、8年前だ。彼がゴルフに出会ったのが20年前だから、少し遅咲きかもしれない。
ただ、こんなゴルフ好きのVE を見逃すプロデューサーやカメラマンは、そうはいなかった。

丸山茂樹選手、田中秀道選手、丸山大輔選手、今田竜二選手、そして今をときめく石川遼選手や松山英樹選手の、白熱と興奮するPGAのプレイの様子を、彼はVEとして、映像と音声で日本に伝えてきた。
時には、GPAがあるアメリカから遠く離れたマレーシアや中国の試合をカバーしに行く事ある。これも他のスタッフや選手からの信頼が高い証拠だろう。

もちろん、彼のゴルフ好きVEとしての技術力は、PGAの中継の現場以外でも発揮されている。
石川・松山選手のドキュメンタリー。これはENG音声マンで現場に参加したが、ゴルフを知り尽くした佐々木だからこその音を録っていた。達人にしか分からない音だが。
また、今田選手のゴルフレッスンビデオ.女子の宮里選手出演のゴルフ対決番組など。彼がこなしたゴルフの撮影現場は数知れない。

佐々木に言わせると、達人の域でゴルフのVEとして活躍する為には、経験と知識はもちろんの事、「ゴルフを愛する心」が絶対的に必要らしい。
彼が後輩のVEをゴルフ現場で指導する時の顔は、厳しさに溢れている。これも「ゴルフを愛する心」ゆえだろうか。

もし、アメリカでゴルフの撮影がある時、「ゴルフを愛するVE」と「ゴルフに詳しくないVE」、どちらと一緒に仕事をしたいですか?
ゴルフの達人~佐々木一博は、いつでも皆様からのお問い合わせをお待ちしております。